障害者の仕事探しでハローワークは絶対に欠かせない存在です。
しかし、ハローワークの障害者コーナーの端末で求人票を検索しても、それが良い会社なのか?悪い会社なのか?さっぱりわかりませんよね。
そこで、自分の希望条件や障害に合った環境なのかを見極めるために、まず「ハローワークでの障害者の求人票の見方」を知っておかなければなりません。
ハローワークの求人票には、その募集企業のさまざまな情報が掲載されています。
そして、良い会社の求人は他の障害者の方も狙っています。
だからこそ、少しでも早くあなたの希望条件や障害に合った会社を見極めることはとても大切です。
ハローワークで障害者の求人票の見方|応募する会社の見極めはここを見ろ
①受付年月日と紹介期限日
障害者を募集したい企業がハローワークに求人申し込みをした日が「受付年月日」です。
また「紹介期限日」は、特に求人企業が指定しない場合は「受付年月日」の翌々月末になります。
受付年月日と紹介期限日からわかること
各企業が募集する障害者の人数はとても少ないのが多いです。
一度に何受忍も採用することはありません。
じゃないと障害ともつ方が働きやすい鵜環境を作ることもできませんからね。
そこで、応募者が多い求人票の仕事は受付年月日からものの数日で応締切ということもよくあります。
逆に、検索したらいつも出てくる企業の求人票もあるでしょう、
いつ検索しても常に被ッとして出てくる企業の求人票なら
・人の出入りが激しい
・採用基準のハードルが高い
・障害者を採用する気がない
(形式上募集しているだけ?)
という疑いもあります。、
そんな場合はハローワークの障害者専門援助担当者に一度質問してみるのもいいかもしれません。
※教えてくれないことも多い(そもそもそこまで相手企業の情報や状況を把握していない)
とにかく新しい情報の求人票を確認し、早めに応募のアクションを始めることがおすすめです。
障害と持つあなたが「この会社なら働いてみたい」と思う募集企業は、他の障害を持つ方も同じように考えるからです。、
就業場所
障害者の方にとって大変なのが「通勤」です。
毎日、長時間の満員電車に揺られての通勤では体調に異変をきたすかもしれません。
求人票には応募企業に採用された場合の就労場所が記載されています。
気を付けたいのが、「本社所在地」と「就労場所」が異なる場合もよくあることです。
職種
ハローワークの求人票には「職種」:が記載されています。
そこには
・一般事務
・事務補助
・専任職
などの表記があります。
各企業のほうも、よりわかりやすく具体的な表記を心がけてはいますが、「職種」だけではなかなかイメージがつかないこともあります。
また、企業のイメージで勝手に職種内容をイメージしてはいけません。
同じ企業内であってもい健常者の仕事と障害者に任せる仕事とは異なることが多いからです。
【重要】職種欄に「トライアル雇用併用」(トライアル併用求人)と書いているか?
障害者雇用において、実際にその障害者の方がその会社で働き続けることができるかどうか?を見極めるために「お試し雇用」という制度があります。
それが「障害者トライアル雇用」という制度です。
3か月間を限度として、お試し雇用としてその会社に雇用されます。
この「トライアル雇用」の間は、勤務時間や仕事のペースなど比較的柔軟に対応してもらえます。
その間に雇用される障害者も採用する企業も、その雇用が上手くいくものか見極めることができます。
仕事の内容
仕事の内容には、ひとつだけの場合や複数の場合もあります。
ひとつだけだtったり具体的な仕事の内容の説明の場合
・パソコンによる書類作成
・データ入力
・郵便物の発送や仕分け
などがあります。
複数の場合には、採用面接時に応募者の業務に対する適性や希望を考えて配属先が決まります。
また、応募者の適性や希望を見極めてから仕事の内容は考える場合もあります。
その場合はやや抽象的な表現での仕事の内容になります。
雇用形態
雇用形態には
・正社員
・正社員以外?(契約社員・純社員・嘱託社員など)
があります。
正社員以外には契約期限gはある場合があります。
それには
・1年更新
・6か月契約(更新可)
などがあります。
多くの障害者の方は正社員にこだわる方も少なくありません。
そうするとかなり応募できる会社が限られてしまいます。
ですので、おすすめは【ある程度雇用形態やその他の希望条件を少し広げてみる】こともおすすめです。
正社員としての雇用にはかなりハードルが高くなってしまうのは覚悟しなければなりあm線。
そこにはそれなりのケ池にゃスキルも必要になってきます。
まずは正社員以外の雇用形態も選択肢に入れてみませんか?
特に就労経験汚ない方にとって、「働く」という経験はとても貴重な経験ですし、次の転職にもプラスになります。
また、自分におどんな仕事が向いているのか?見極めることもできます。
さらに、最初は正社員以外の雇用形態から「正社員登用」の道を用意している企業もたくさんあります。
障害者雇用には、採用する企業も採用される障害者も手探りの状態かラ始まります。
だからこそ、最初は「正社員以外の雇用形態」も選択肢のひとつに入れることをおすすめします。
雇用期間
雇用期間には
・常用雇用
・臨時雇用(4か月以上)
が記載されています。
なおトライアル雇用など試用期間がある場合や使用期間中の条件については「備考欄」に記載されているので忘れずにチェックしておきましょう。
必要な経験、必要な資格
各企業が募集する人材に求める条件です。
障害者の求人募集でよくあるのが
「基本的なパソコン操作など」
があります。
基本的なパソコン操作とは
・ワード
・エクセル
・Eメールの操作
などです。
使ったことがある?
習ったことがある?
そのレベルでは企業が求めているスキルにならないこともあるのでご注意ください。
あくまで趣味のレベルではなく、仕事としてのレベルなのでそれも仕方ありません。
求人票からその企業がどこまでのレベルを求めているのか?が分からない場合は、第三者の意見も参考になります。
意外と自分汚スキルや能力は自分では判断できないことも少なくありません。
こんな場合は、障害者転職エージェントや障害者就労移行支援事業所の担当者のアドバイスはとても参考になります。
毎月の賃金(税込)
ハローワークの求人票の賃金(税込)には
a 基本給
b 定額的に支払われる手当
c その他の手当等付記事項
が記載されています。
a欄の記載金額に幅があることもすくなくありません。
それは際与7う面接時に応募者の経験やスキルや適性を考慮して金額が決まります。
その場合は、内定時に雇用形態や賃金等も含めて会社側から提示されます。
b欄には必ず支払わえる手当
c欄には個人の条件により支払われる手当(例:扶養手当など)
が記載されています。
障害者でも高賃金の求人はある
最近では障害者であっても高いスキルや経験をお持ちの方も少なくありません。
ですので、障害者対象であっても高賃金の求人もあります。
ただしその場合は。採用する企業もその方に求める経験・スキル・成果も必然的に高くなります。
高賃金だからと安易に応募しても
・不採用になったり
・採用後に自分のキャパ以上の仕事だったり
もします。
障害を持つあなたがその企業の求めている要件を満たしているか>
よく見極めることも大切です。
賃金形態
この賃金形態では
・時間給
・日給
・月給
など賃金形態の単位が記載されています。
注意すべきは、「時間給」「日給」の場合は祝日や盆暮れの勤務日数が少ないと賃金も低くなることです。
通勤手当
通勤手当で気と付けないといけないのが
・実費支給
・月当たりの上限を設定している
など企業によってさまざまなことです。
昇給・賞与
これらは景気の変動や会社の業績にも左右されるので、ここに記載されているのは前年度の実績です。
ですので、必ずしもここに記載されているからといって八草臆されたものではありません。
ただ、かなり確実な目安にはなります。
就業時間
就業時間はその企業の業務内言うに尾酔って大きくあ割ります。
一般的には固定されていますが、最近ではフレックスタイム導入の企業もたくさん出てきました。
サービス業などでは夜間や休日も就業時間の子おtもあるので必ずチェックしておきましょう。
時間外
会社によっては残業を求められることもあります。
そして、求人票に記載されている時間外の勤務はあくまで目安程度にしておくんべきかもしれません。
なぜなら、配属先や時期的な要因もあり求人票に記載されていた時間以上の残業が求められることもあります。
休日・週休2日制
一般の会社では休日の曜日が固定されています。
さらに週休2日制を導入している場合は週休2日制と記載されています。
※隔週週休2日制もある。
夏季休暇や年末休暇は備考欄に記載されmさう。
その会社独自の休日の場合もある
サービス業などであれば、通の方がお休みの曜日が忙しくなります。
ですので、カレンダーの日祝日が休日通りではなく、その会社の独自の曜日が休日になることもあります。
採用人数
意外と重要なのがこの「採用人数」です。
採用人数が多ければ当然採用される確率も高くなりますが、採用人数が少なければそれだけ狭き門にもなります。
障害者に理解あるい配慮をしている
賃金や働き方も配慮してくれている
そんな会社の求人にはたくさんの仕事を探している障害者の応募が殺到します。
できるだけ速やかに応募活動を始めてください。
選考方法
選考には面接試験だけでなく
・書類選考
・筆記試験
・適性検査試験
などいろいろな選考を設けている企業もあります。
ただ、これら面接以外の選考試験が多いからといって諦めてはいけません。
採用する障害者に対してそれだけ厳しい基準で選考する企業ほど、採用する障害者に対しても賃金や働く環境などが好待遇なことも少なくありません。
ぜひ、ひるまずにチャレンジしてみてください。
応募書類
祖の求人票の企業に対して応募する際の提出書類です。
例えば
・履歴書
・職務ん歴書
・障害者手帳のコピー
などがあります。
特記事項・備考
特記事項には
・障害者設備の情報
※エレベーター、階段手すり、車椅子の移動、トイレ、出入口等の段差なお
・契約更新率
・個人評価の方法
などなど重要な情報が記載されていることがあります。
ハローワークの求人票の情報だけでは判断できないこともたくさんある
ハローワークの障害者求人票にはその企業の募集にう関する情報がたくさん記載されています。
しかし、それだけでは分からないこともあるのもまた事実です。
私は、ハローワークでの障害者の求人情報を探すのと並行して第三者の支援を受けることもお勧めしています。
例えば
・障害者転職エージェント
・障害者就労移行支援事業所
などがあります。
障害者転職エージェントや障害者就労移行支援事業所が紹介してくれる企業の多くはローワーク出の求人票にも記載されていることがほとんどです。
しかし、ハローワークの求人票ではわからないこともたくさん知っているのが「障害者転職エージェント」や「障害者就労移行支援事業所」の担当者です。
障害者の仕事探しは自分ひとりではなく、なんらかの支援機関の力も役立ててください。
障害者のあなたが「働く」ということに大きな不安を抱えていて当然です。 しかし、ただ待っているだけでは今の状況はなんら変わりません。 実は、今 障害者の仕事の探し方も大きく変化が出てきています。 以前は「ハローワーク」(公 …