発達障害
ADHD注意欠陥多動性障害(ADHD)

ADHDとは

注意欠陥多動性障害(ADHD)の症状

発達障害

注意欠陥多動性障害・ADHDとはADHDは日本語で注意欠陥多動性障害と訳される発達障害の一つです。
症状の特徴に、不注意・他動性・衝動性があり、「落ち着きがない」「集中力がない」などと周囲に誤解されやすく、叱られてしまうこともあるかもしれません。

しかし、それは本人のやる気やだらしなさのせいではなく、ADHDが原因なのです。

ADHDは昔からある!?注意欠陥多動性障害の歴史

認知されていないADHDADHD(Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder)という名前が用いられるようになったのは最近のことです。
昔からADHDの人は存在していましたが、一般には障害として認知されていなかったのです。
そのため、情報もなく「じっとしていられない子」「変わった子」と理解されたり、個性として捉えられたりしていました。

20世紀前半に、「落ち着かない子」「じっとしていられない子」は道徳的観念などが原因ではなく、先天的な障害や出生時の外傷によるものではないかと考える医師がすでにいました。
100年以上も前からADHDを持つ人はいたということにもなります。
そして、1990年アメリカの医師のグループによって、ADHDの多動性や不注意、衝動性の原因は脳にあるということが、脳の代謝活性を測定することによって目に見える形で明らかになりました。

日本では、2000年に「片付けられない女たち」という本が話題となり、ADHDが広く知られるようになってきましたが、現在でも他の国に比べADHDに対する理解は乏しく、適切な支援や治療を受けられていないケースが多いようです。

ADHDの歴史的な有名人

ADHDだったのではないかという歴史的にも有名な人に、エジソンやアインシュタイン、織田信長、坂本龍馬など高い能力や才能を持つ人がたくさんいます。

注意欠陥多動性障害(ADHD)の主な症状

年齢相応の不注意・他動性・衝動性が見られる障害です。
症状は誰にでもありそうな症状なのですが、ADHDの場合は日常生活に支障をきたすほどです。

下記のような症状がありますが、ADHDの人が全て当てはまるわけではありません。
ADHDの症状はたくさんあり、現れ方も異なるのです。
症状の現れ方には、不注意のみ現れる場合、多動性・衝動性のみ現れる場合、不注意と多動性・衝動性の両方が現れる場合などがあります。

「不注意」の症状

注意力・集中力が持続せず、あちこちに意識がいってしまいます。
教室で物音がすると、すぐに物音のしたほうに意識がいってしまったり、そわそわしていているように見えたりします。

忘れ物が多い、物をなくすことが多い、片付けられないという症状もあります。

「多動性」の症状

他動性はじっとしていられずに、動きが多いのが特徴です。
授業中でも教室を飛び出してしまったり、教室内を歩き回ってしまったりします。
また、移動はしないものの、常にモジモジと動いていたり、キョロキョロしていたりします。

「衝動性」の症状

衝動が抑えられず、突発的に行動してしまいます。
授業中でも自分がしたいことをしてしまったり、質問を最後まで聞かずに話し始めてしまったりします。

他に順番を待てない、我慢できない、ルールを守れないなどの症状があり、思い通りにならない場合には我慢できず、手を出してしまうこともあります。
感情のコントロールが出来ないことも特徴です。

大人のADHD

子供にはよくみられる多動性は、大人になると軽減されてきます。
大人のADHDの主な症状は衝動性と不注意です。(しかし、動き回るのがなくなっても、モジモジしたり、キョロキョロしたりする症状や多弁の症状に変わって残る場合もあります。)

大人のADHDの症状は、社会生活においてマイナス面となることも多く、重要なものを失くしたり、約束を忘れたりすることは、だらしない・無責任と思われてしまいます。
また、車の運転をする場合には注意力は不可欠となり、大きなトラブルの原因にもなってしまいます。

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