発達障害
アスペルガー広汎性発達障害

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群

発達障害

アスペルガー症候群とはアスペルガー症候群とは、会話の能力はありますが、社会性やコミュニケーション、想像力に障害のあり、自閉症に似ている発達障害です。
自閉症と似た症状があり、知的な障害はないので、高機能自閉症と同じように考えられる場合や、「知的障害のない自閉症」と呼ばれる場合もあります。

アスペルガー症候群とは?

脳機能障害と考えられるアスペルガー症候群アスペルガー症候群は女性よりも男性の割合が多く、約4分の3が男性です。
先天的な障害であり、親のしつけや愛情などが原因ではなく、脳機能の障害と考えられています。
現在は明確な原因がわかっていません。

アスペルガー症候群は、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを察したり、他の人の思いに共感する、こだわりがあるという症状はありますが、言語障害や知的障害がないために障害があるようには思われず、「変わった人」「個性的な人」というイメージを持たれる場合が多いです。
そのため、理解や支援を得にくいという面がありますが、アスペルガー症候群は周囲のサポートの必要な障害であり、周囲の理解が必要なのです。

アスペルガー症候群の特徴・症状

アスペルガー症候群の症状は、対人関係が上手にできない・コミュニケーション能力の遅れ・限定されたものに興味を示す(固定的な行動)があり、自閉症とよく似ています。

対人関係の問題

社会的なルールの理解や、場の空気を読む、相手の気持ちを理解することなどが難しく、対人関係を上手に築けません。
みんなが喜んでいるときに一緒に喜んだり、相手の望んでいることを理解したりすることができず、「自己中心的」「空気が読めない」などと誤解をされてしまうこともあります。

また、相手を傷つけてしまうことをはっきりと言ってしまうこともあります。
「太っているね」などと、見たそのままを相手がどう思うのか想像できずに言ってしまうことがあります。

コミュニケーションの問題

アスペルガー症候群の人は、会話能力は正常ですが、表情や行間を読むことができません。
誰もが言わなくてもわかるだろうと思うことも、言葉で伝えなければわからないのです。

会話を、ジェスチャーやアイコンタクト、顔の表情などを交えてできないため、ぎこちなく見えてしまう場合もあります。また、言い方が不適切であったりして、誤解を招いてしまう場合もあります。

限定されたものへの興味・こだわり

車や鉄道、コンピューターなど特定のものに興味を持ちます。誰もがあり得ることのようですが、アスペルガー症候群の場合は過剰なまでに熱中します。
興味のあるものに関しては、大量な情報を記憶することも珍しくありません。
特に法則性や規則性のあるものに興味を示す場合が多く、異常なほどの集中力や記憶力、こだわりをみせます。

また、規則的な行動にこだわり、決まった道順、決まった手順、決まった日常習慣などがあり、このような本人が決めたルールを変えることを嫌います。
違う道を通ったり、予定を変更したりすると、混乱してしまうこともあります。

アスペルガー症候群の診断

アスペルガー症候群の疑いがある場合、精神科で診断します。
子供の場合は、保健所などで相談し、病院を紹介してもらうと良いでしょう。

アスペルガー症候群の診断は社会性の障害・コミュニケーション能力の問題・想像力やこだわりなどの診断基準だけでなく、学校や職場、家庭での様子、本人や家族が感じていることなどをもとに診断します。

大人のアスペルガー症候群を診断できる病院は少ない!?

大人のアスペルガー症候群の診断を出来る病院は少ないのだそうです。
不安障害やうつ症状、強迫性障害などの二次障害を発症して、アスペルガー症候群の発見につながる場合もあれば、二次障害の診断が主となり、アスペルガー症候群が発見されない場合もあるようです。

アスペルガー症候群の疑いがある場合には、アスペルガー症候群を扱う病院なのか確認してから受診すると良いでしょう。

アスペルガー症候群の治療方法

アスペルガー症候群の根本を治す治療法はまだありません。
しかし、社会生活を送りやすいようにするために、症状を軽減する心理療法などを行う場合があります。
また、アスペルガー症候群は誤解をしやすく、誤解を受けやすいため、対人関係によるストレスが大きい場合が多く、抑うつや不安の症状が現れる場合があります。
この場合、抗うつ剤や抗不安薬などが使用されます。

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